進路講演会を実施しました!+ちょっと調べてみました「ワインも学問なんですね‼」(第1学年)

 2学期中間考査最終日の10月9日(金)に鳥取大学の山田貴光先生をお招きし、1年生を対象に講演をしていただきました。タイトルは「地方国公立大学の魅力」。【大学とは?】、【国公立大学とは?】、【地方国公立大への価値ある進学理由】、【さいごに】という項目に分けて話をしていただきました。

~生徒は配布資料に目を通したり、メモを取ったりしながら熱心に聞いていました~

 お話の全ては書ききれませんので、要点を簡潔にまとめると、

・大学を選ぶ際は安易に選ばないこと(大学名だけで決めたり、近いからという安直な理由で決めたりしない)

・国公立大学とは全国各地に配置されており各地に根差した特色ある研究があるということ(鳥取大学は乾燥地の研究で世界的に有名)

・国立大学と私立大学では教員1人あたりの学生数(ST比)や科学研究費が大きく異なること(国立大学の方が勉強面で恵まれている)

・一人暮らしのメリット(自立できる!!)

などについて話していただき、あっという間の1時間でした。

 講演の後に少し調べてみたところ、東日本では山形大学の有機EL、信州大学の繊維学部、山梨大学のワイン、西日本では愛媛大学の深層科学、そして鳥取大学の乾燥地研究など、各地の国立大学には特色ある研究がとても多いことがわかり、高校生の時に知っていたらなあと大変勉強になりました。ワインの研究なんてとても面白そうですよね!!

 生徒にも話しましたが、学年団としては卒業するときに後悔のない進路選択をしてほしいと思っています。そのために進路に関わる知識や情報は非常に大事になります。こういった機会を大切にして、3年生になってから慌てることのないようにしてほしいと思います。

 保護者の皆様にも、今回の講演でいただいた資料をお配りしたり、保護者会等でお子様の進路についてお話をさせていただきたいと思っています。過ぎてしまえばあっという間の3年間だったとはよく言われることです。日頃から少しずつお子様と一緒に進路についてお考えいただけると幸いです。

 今後ともよろしくお願いいたします。(1学年主任)