3年生PTA研修会を実施しました

 11月21日(土)、西尾市文化会館において、3年生PTA研修会を実施しました。

 151名の3年生保護者の方にご参加いただき、学年からの報告や入試概況、大学入試に関する情報や日程について説明等を行いました。

 PTA会長と校長のあいさつに続き、学年主任から、コロナ禍という未曽有の状況の中、学校祭等の学校行事に工夫を凝らして取り組む生徒の様子や受験に向けて学習に取り組む3年生の様子、新入試に向けての各教科の学習指導の方針等についての報告がありました。

 続いて、進路指導主事から、入試概況に関する報告があり、今年の入学試験は例年に増して最後まで頑張ることが大切であることが説明されました。「現役生はこれから伸びる。確実に力を蓄えていける。ピンチの年だが、ピンチには必ずチャンスがある。チャンスがある限り、最後まで頑張ってほしい。保護者の方にはメンタル面も含めてサポートをお願いしたい」との依頼がありました。

 続いて、受験プランの立案の考え方と今後の受験校の決定、進路決定の流れについて説明がありました。「私大の受験校数は4~6校、出願数は15出願程度が平均的。チャレンジ・ボーダー・セイフティー校をバランスよく受験することが大切。国公立大学については、共通テストの結果に合わせて、選択肢の幅を持って考えておくことが大切」などの説明がありました。

 最後に、保護者の方に対して、ご家庭でのサポートについて依頼がありました。自ら親として大学受験を体験した立場から、受験をやり遂げる経験の大切さや保護者の方からの声掛けの大切さについて言及し、「お子様に対して、保護者の方から「社会の先輩」として生きることや仕事のやりがいについて話をしてほしい、つらいときこそ話を聞き、温かな励ましの言葉をかけてほしい」など、受験生に対する保護者の方からのサポートについてお願いがありました。

 生徒に対する学年団の共通の思いは、「受験を通して、人間的にたくましく成長してほしい」ということです。校長の挨拶にもありましたが、結果のみにこだわるのではなく、努力の過程を評価しつつ、全力で頑張る生徒たちをしっかりとサポートしていきたい、そしてその成長を最後まで見守り続けていきたいと考えています。

 今後ともご支援をお願いいたします。(総務主任、第3学年主任)