期末考査が終了しました! ~ 最近の試験問題の傾向とは? ~
7月9日から始まった期末考査も15日で終了しました。
考査終了と同時に部活動も再開され、校内にまた一段と活気が戻っています。(今週末には校外模試もあるのですが、それはまた別の話・・・)
さて、保護者の皆様、最近の高校生がどのような試験問題を解いているかご存じですか?私は数学科の教員なので、数学の問題を一つ紹介したいと思います。おそらく保護者の皆様がイメージされる数学の問題というと、公式を使って計算をして数値を求めるという印象が強いかもしれません。(三角関数の加法定理とか、微分積分の公式とか・・・)ひょっとしたら苦い思い出をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
今回の期末考査では、1年生の数学Aで次のような問題を出題しました! こちらをクリック してください。
実際のカレー屋さんのメニューを題材にして、注文できるカレーが何通りできるかという「場合の数」について考える問題です。(2)が思考力を試す問題で、これを「プラス500円以内」などにすると場合分けがさらに増えてもっと面白くなるのではないかと思います。
最近では数学の問題も「問いの立て方」が大きく変化してきています。今年度から始まる大学入学共通テストを始めとして、ただ単に知識を覚えて使うだけでなく、問題文をしっかり読んで考え、筋道を立てながら解く力(思考力・判断力・表現力)が問われるようになりました。今回の考査問題のように、私たちが日常目にするようなものを題材にした問題も多く出題されています。
たまにはご家庭でお子様と数学の話題などいかがでしょうか?若き青春の日々を思い出しながら、お子様とぜひご一緒にお話しください。
今後ともよろしくお願いいたします。(1年学年主任)